リハビリ小説

です。
久しぶりの小説。
といってもかなり短いＳＳ。

オリジナルです。

さわさわと風が木々にあたり、音を奏であげる。
日差しが暖かく、今日この日何もする予定がない男は軒先に座りこむ。

そしてただ目の前にある光景を目に映した。

桜の季節が終わり、新緑の時期になった今は青々としげる植物が太陽の光に反射してキラキラと輝いている。

かつての家にも庭先に大きな木々があり、この季節になると同じような光を放っていた。


「まぶしいな」

男は目を細め、呟いた。


あまりにもまぶしくて、目が痛い。


終わり。本当に。