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好きなものをつらつらと書き綴っています。 書人:蓮野 藍         三国恋戦記の孟徳に夢中。  ボカロ(心響)SSも始めました。
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今日は将臣の生誕日!!

お誕生日おめでとう将臣!!




ということで早速SSへ。



将臣×望美です。



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今日は幼馴染の誕生日。
そしてちょうど運がいいことにペルセウス座流星群がみれるということ。

ピークが13日の午前3時というのは少しいただけないが、せっかくの記念日。
今年一番多くみれる流星を一緒にみようと約束していたものの。


「ものの見事に曇りだな」

夜空を覆う一面の雲に見事だと言わんばかりに将臣が呟く。


「こんなはずじゃなかったのに……」

恨めしげに望美は曇り空を見つめる。

「ま、こういう時もあるさ」
「でも今年一番の流星群だよ?将臣くんの誕生日に一緒に見られたら凄くいいじゃない」
「腹も懐も満たされないけどな」
「将臣くん!?」

なんて夢のないことを言うのだ。

「はいはい、悪かったって」
「もう、将臣くんの誕生日なのに」

自然が悪いわけではない。
晴れの日も雨の日も大切だということはわかっている。
今年は降水量が低く、雨は求めているのに降らない。

だからといって、雨降らない時に曇りはどうなのだろうか。
どうせなら一番熱い正午前後にしてほしいのに。


「今年は運は悪かったってことだから諦めろ、望美」
「でも……」

ポンポンと頭を軽く叩く将臣に、まだ諦めがつかない少女が見つめてくる。

「諦めつかないみたいだな」
「そう言われるとそうだけど」

「なら今度一緒にプラネタリウム行こうぜ、ガキの時行ったっきりだろ」

言われてみればそうである。

幼稚園の年少以来な気がする。

「うん!そうする!!」
「じゃ、決定だな」

カラリと青年は笑い、幼馴染が笑い返す前に彼の顔が近付き



少女の時間が数瞬止まった。

「約束の前借りな」
「…っ…将臣くん!?」
「ん?ごちそうさん」

少女の唇が少し濡れている。
それだけで何が起こったのかわかった。

望美の顔がトマトのように紅くなる。


今年の夏も、一段と暑い。











終わり

もうすぐで日付が変わってしまうので、短文になってしまいました><
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